日経コンストラクション ケンプラッツから

以下抜粋
鋼橋のRC(鉄筋コンクリート)床版が点検を終えてから1ヵ月もたたないうちに抜け落ちた。
点検に使う足場の費用が計上されていなかったので、はしごをかけて近づくことを考えたが、現場は河川内で大きな玉石があって設置できなかった。そこで、点検を担当したコンサルタントの技術者は、遠くから目視によって床版の損傷状況を把握した。床版下面の損傷状況は、橋の下から双眼鏡を使って観察した。
抜け落ちたのは橋台の上の伸縮装置付近のRC床版だった(下図参照)。橋台の高さが8mと高く、橋の下からは陰になって見づらかった。結局、橋の下からでは床版の損傷を見つけることができなかった。もし、足場を架設することができたら、陥没の兆候を発見できたかもしれない。

という記事を発見しました。そもそもはしごを使った橋梁点検は労働安全衛生法に違反しています。橋梁点検方法としてはしごを利用するやり方はよくみかけますが、実際には法律違反です。

上記の記事の場合に限らず、橋梁点検の為だけに仮設足場を設置するというのは、よほど予算が余っていないかぎり選択肢にはないのではないでしょうか?

そんな時こそ、特殊高所技術を使っていただければ、このような事故は起こらなかったのではないでしょう。

安価で、早く、安全に、しかも精度の高い点検が出来る。

それが特殊高所技術です。