2009年5月29日発売の「世界の橋大研究」に掲載されています。

「世界の橋大研究所」
三浦基弘 監修
アーチ橋、吊り橋、トラス橋……。世界と日本の美しい橋、特徴のある橋について、その歴史、構造、工法などを写真とイラストで紹介。
PHP研究所から発売

水を引くための橋、商店街のような橋、船が通る橋、鋼鉄の怪物とよばれる橋、クジラの骨でできた橋、川に沈む橋、流されてもすぐ元通りにできる橋……。世 界と日本にはいろいろな橋があります。材料も木・石・レンガ・鉄・鋼鉄・コンクリートとさまざま、構造もアーチ橋・吊橋・けた橋・トラス橋・ラーメン橋・ 斜張橋などがあり、立地や用途に応じて使い分けられています。
本書は、世界と日本のユニークな橋を写真とイラストで紹介。作られた年・役割・橋の形(構造)と長さ・高さなどの特長が一目でわかるビックリデータも掲載しています。
橋は長くなればなるほど作るのが難しくなりますが、その長さとは、橋げたの長さ「橋長」ではなく橋脚と橋脚の間隔「支間長」です。安全で長い橋を作りた い。人間のそんな思いが次々に長大橋の記録を塗り替えてきました。そして、日本の明石海峡大橋は、今でも世界一支間長が長い橋です。そんな情報も満載の一 冊です。(PHP研究所HPより抜粋)

三浦基弘(みうら ともひろ)
1943年、北海道旭川市生まれ。大東文化大学講師。東北大学、日本大学、東京都立大学で土木工学を学ぶ。 専門は構造力学。おもな著書・論文に、『物理の学校』(東京図書)『橋のはなし1』・『橋のはなし2』(編集委員、技報堂出版) 『東京の地下探検旅行』(筑摩書房)「フォース巨大鉄橋とある日本人」(『へるめす』1992.No.35岩波書店)『光 弾性実験構造解析』(共著、日刊工業新聞社)『橋の文化誌』(共著、雄山閣出版)第20回出版梓会新聞社学芸文化 賞を受賞した『日本土木史総合年表』(共著、東京堂出版)がある。(PHP研究所HPより抜粋)